Perivia one style

園芸しごとから得られたあれこれ

畑の整備

手付かずにしていた草むら

冬の間は木々や草花の芽吹きを待つばかり・・・。かと思うけど、やっておきたい事がいろいろあります。暖かくなってくると動きやすくなるのはヒトだけでなく、動植物も同じこと。

あっという間に草が背丈ほどになるし、菜園めがけて虫や動物たちが野菜を食べに訪れます。

畑の整備は冬近くなるまで休む間がないので「暑さとの戦い!」と言ってもよいくらいです。体力がどこまで続くか毎年、勝負です。

今は植物の芽が出る前の一番落ち着いた日々で、身体を休ませることのできる季節なのだけど、こんなときだからこそ、畑の整備をしたいのです。

具体的に何をするのかと言うと、手をつけずにいた草むらの草刈りや崩れそうな小屋の整備などです。

年間通して比較的穏やかな天候の関東地方では1月から2月上旬くらいまでは、朝に霜が降りる程度なので降雪を心配することはほとんどありませんが、屋外での作業はとても寒いです。

斜面の草を綺麗にしたい

日光を受けながら体を動かしていると次第に背中が汗ばんできます。私の場合、冬の間はあまり身体を動かさずに食事をするので摂りすぎた塩分を排出する機会があまりありません。でも、畑の整備をすることでじんわりと汗をかくことができるので、体内の新陳代謝を実感できる機会でもあります。

草を刈ったあと

畑地は境界線がはっきりしていない箇所が多く、隣の畑との土地の境界が分かりにくいです。畑の持ち主の一世代前までは畑を利用していた人たちが多いので、畑の境界際をお互いが把握していたようですが、代がかわると曖昧になっていきます。何年も自分の畑地を訪れない人もいるので雑草が生えて、竹林に変わって、おいそれと手が付けられなくなってしまいます。

緑が濃くなる夏は栽培中の畑の草刈り作業に追われてしまって体力を消耗するので色々思いを巡らす余裕が無くなります。ですので、草木の芽吹く前の冬の間に手付かずにしていた場所の整備をしてしまいたい理由がそこにあります。がんばります。