Perivia one style

園芸しごとから得られたあれこれ

日差しが夏のような春

ジャーマンアイリス 今年の4月、5月は気温が高い日が多くて日中の日差しはまるで初夏のような日が続きました。夕方になるにつれて気温が下がり作業服を重ね着しないままでいると昼間にかいた汗が引いて寒さを感じるほどでした。 そんな日が続いていると、…

小屋の通路の解体作業・・・「中」

冬の間の作業としてユニットハウス小屋の周りを覆っていた壁の解体に着手していました。 これまで長く使われることのなかったユニットハウス小屋ですが、今では工具や普段使わない道具などを納めています。 以前の持ち主が小屋を覆うようにあまり物の建築資…

プライベートガーデン 3月の花たち

借りている畑に譲り受けた草花、樹木を植え付けてから8年ほど経ちます。今では種類も増えてきて色々な花々が視覚を、嗅覚を楽しませてくれます。以下、いち部ですがご紹介します。 黄梅 コンパクトに樹形を整えられるのが魅力で毎年いち早く春を告げてくれ…

畑の整備

手付かずにしていた草むら 冬の間は木々や草花の芽吹きを待つばかり・・・。かと思うけど、やっておきたい事がいろいろあります。暖かくなってくると動きやすくなるのはヒトだけでなく、動植物も同じこと。 あっという間に草が背丈ほどになるし、菜園めがけ…

春の訪れ

暖かい日が続くと外に出ていて気持ちが良い。畑ではオドリコソウやイヌノフグリなど春を知らせる草が繁茂し始めている。気づくと金糸梅がたくさんの花芽をつけて咲き始めている。金糸梅は樹木なのだが、こじんまりと剪定することで盆栽のように楽しむことが…

冬の庭の楽しみ

二月の空気は冷たく、朝と晩はグッと寒さを感じるけど部屋の中では花咲りの毎日を送っている。ガーベラ、シクラメン、デンドロビウム、カランコエ・・・。 冬の間は小さな植木鉢が私の庭。 お天気の日は植木鉢の植物たちを部屋から出して、ベランダで日光浴…

竹林にて

2022年を迎えるにあたり 年末恒例の青竹を使ったお飾りを手作りした。 2022年 お飾り バラの花は購入したものだが、松葉や千両は育てたものを使うことができた。 折り紙で扇を作り、お祝いの水引を結ぶとちょっと豪華に見える。 例年は100均ショップで売って…

クラフトリキュールづくりに挑戦

朝、晩と冷え込むようになり秋も深まってきた。夏の酷暑に耐え、青々と葉を茂らせていた木々は葉を落としはじめて休眠時期になり、屋外で過ごしやすい季節は早く過ぎてゆく。 自然からの贈り物は植物の生育の適切な時期に数回訪れるが見過ごしてしまうと収穫…

コンニャク芋で手作りコンニャク

秋の収穫物、コンニャク芋。両手を広げたくらいの大きさだ。重さは約2kg。 コンニャク芋 コンニャクの苗を頂いて3年ほど栽培したものだ。栽培したといっても手間はかけず、植えておいたものが大きくなったので掘り上げてみたら想像していたよりもよく育っ…

8月の畑作業

8月に入って30度越えの暑さが厳しい夏真っ盛り! 今年、新しく借りた畑の用途をまだ決めていないままにしていたらオヒシバと思われるイネ科の草が繁茂した。写真の背丈は1mほど。 圃場の様子 畑地は放っておくと、はじめ茎が細い草が生えてきて徐々に樹木…

7月作業の中で

酷暑。5月に入ると30度近い夏日があって植物の生長具合にハラハラ、6月は長雨で作業日程がずれずれ、梅雨明けの7月半ばには草丈がのびのびと。やらなければならない作業が山積みになる季節はこちらの観察眼が追いつかないほどになる。炎天下に元気に繁茂…

ビスカリア種まきから開花まで

タネから花や野菜の苗を育てることを始めて10年以上になる。 本を見ながら見よう見まねで初心者向けのミニトマトに挑戦。 当時は川砂を用いて住友化学の液肥を与える栽培方法だった。葉っぱばかり元気に育ち期待した実はあまり付かなかったことを記憶してい…

ミツバチのこと

初夏、日中の気温がぐんぐん上がる頃になると、畑のあちらこちらでハチやチョウチョたちが飛び回るようになる。昆虫の活動が盛んになる時期は私の園芸仕事もあれやこれやと忙しい。 クマバチ 冬の間は畑の様子が殺風景に見えていて草木が生い茂る季節が本当…

イチゴの収穫

待ちに待ったイチゴの季節到来! 一昨年、三株から始まったイチゴの苗をザッと百株に増やして栽培にチャレンジしてみた。 畑へ植え付けた後の2月の様子。 畑のイチゴ苗 2月 根っこが定着したら白いマルチングを掛けて、イチゴ畑らしい様になった。 4月の様…

キクイモを食す

キクイモは夏の酷暑に負けることなくよく育ち、食せる植物。 2020年、キクイモの花 食する部位は土の中で肥大した塊茎。 2020年、キクイモ塊茎 植えた時は小さな袋2袋(200g)ほどの塊茎だったものが1年でずいぶんたくさんの塊茎となって豊作だった。土を…

チューリップ開花

春!心待ちにしていたチューリップが花開いた。 新潟県産チューリップ 園芸界ではチューリップは定番の花。原種から品種改良が進んだものまで様々ある。 いつもは富山県産の球根をお取り寄せしていたがある雑誌情報で富山県だけでなく新潟県でも栽培が盛んと…

3月は芽出しの季節

3月になると一日の気温の変化が大きくなる。 明け方と夕方は気温がグッと寒くなり、日中は額と背中が汗ばむ程になる。 庭ではヘレボルスの花が見頃だ。 ヘレボルス 秋に植えた球根の芽吹きも始まって楽しみな季節になってきた。 ネモフィラと球根の芽出し …

ヒヤシンス開花までの過程

暖かい部屋の中で楽しめるものとして毎年、ヒヤシンスの球根を水耕栽培で育てているが今回はすでに花芽が出ている球根を園芸店で買い求めてみた。 花芽がすでにある球根であれば、生育途中の青かびの心配もあまりしないでいられるし開花までの期間が短いので…

畑仕事で思うこと

ランナーから育てたイチゴがすくすく育っている。昨年から苗を増やして特に問題もなく今まで育てることができたので育てやすい部類に入るのだろう。 イチゴは寒さに強いので露地の畑に植えたものでも力強く根を張っているので頼もしく感じられる。 とりあえ…

植物は飾り場所を選ばず

先日、春一番が吹いて昼間の気温は15度くらいの日が続く。 動いていると汗ばんで薄着になるが夕暮れになるとだんだん身体が冷えてくる。このところ雨が少なくて乾いた晴れの日が続いているから畑作業がはかどる。 植物にとって春から秋にかけては繁殖の時期…

花を楽しむ日々

サクラソウ 屋外では毎日朝晩の寒さが厳しいが、風のない日中の陽だまりは冷たい空気が心地良い。 時が止まっているように見える畑の様子は寂しいが、サクラソウは早くも花を咲かせている。 昨年は11月頃の気温が高かったせいか、その年の春に咲いたサクラ…

畑の訪問者

畑の訪問者 畑で作業しているとさまざまな動物たちの訪問を受ける。 どこからやってくるのか風もなく暖かな日には特に多いように感じる。 そばに寄ってもこの猫は動じることもなく太々しい寝ぼけ眼をこちらに向けていた。 昨年までは毛並みの違う子がよく来…

春を待ちわびて

スイートピー 年末にかけて飾っていた花が萎れてきたので新しい花を求めていつも気持ちの良い接客をしている花屋さんへ出かけてみた。 途中、すれ違った女性の手元には一輪の花。大切そうに持っている。 小さなお店の店内では春の花がたくさんあって目移りす…

新年を迎えて

手作りのお正月飾り 今年のお正月はいつになく自粛ムード。 なんとなく、こじんまりとした新年。こんな時でもお飾りは欠かせない。 圃場の様子 ガーデンシクラメンの葉はしおれ、色は茶色に変色してしまった。 毎年のことだが、冬季の圃場は気温が0度を下回…

キクイモ収穫

旅先に出るとついつい立ち寄る場所・・・。「道の駅」。 ご当地の農作物や手作りの雑貨があるのでついつい、いろいろな品物を購入する。 昨年の秋、長野県の道の駅でキクイモを購入した。 数年前に育ててみたときにはイモが充実していないうちに掘り取ってし…

コキアのホウキ

赤は秋色。ここ1〜2日で畑のモミジが急に色付いた。 モミジの紅葉 コキアも同様。 コキアの紅葉 今年はホウキを作ってみよう! 1.よく自然乾燥した一株を選び枝を分ける。 自然乾燥したコキア 2.細かく分けた枝はタネ殻が付いているのでザッと手櫛をかけて…

気持ちの冬支度をはじめる

朝、晩の畑気温がだいぶ下がってきた。 木々の落葉が進んでいる。 秋はなんだか気持ちがしんみりする。心が静かだ。 今まで長く咲いてくれていた花たちも枯れ風情をみせるようになってきて花、茎共に色が濃く鮮やか。 夏から長く咲いてくれた花たち 摘み取り…

神代植物公園にて

東京都立神代植物公園に行ってきた。 ちょうど今は秋バラが見頃で見学者が多かった。 人気のバラ園 やはりバラの人気は不動だなと思った。 世界各国のバラのストーリーとメルヘン。毎年楽しみに来園される方々も多いのだろう。 温室も充実していた。 温室の…

ハーブソルト作り

ハーブ料理って・・・ちょっとニガテ。 色々試して料理に取り入れてみるけどあまり「美味しい!」と感じたことがない・・・。 風味が慣れないのかな。 豚のレバーの臭み消し(マスキング)としてナツメグパウダーは使っているけど。 夏に食欲の出る料理のレ…

秋の花

秋の花といえば・・・。私はキクの花が好きで毎年楽しみに育てている。 花は季節の移り変わりを知らせてくれる。 一本仕立ての厚物の大輪も見事だが、私は小さい花がまとまって咲く小菊がお気に入り。 サンティマム ひっそりと、寄り添うように何気なく咲く…