Perivia one style

園芸しごとから得られたあれこれ

2021-01-01から1年間の記事一覧

クラフトリキュールづくりに挑戦

朝、晩と冷え込むようになり秋も深まってきた。夏の酷暑に耐え、青々と葉を茂らせていた木々は葉を落としはじめて休眠時期になり、屋外で過ごしやすい季節は早く過ぎてゆく。 自然からの贈り物は植物の生育の適切な時期に数回訪れるが見過ごしてしまうと収穫…

コンニャク芋で手作りコンニャク

秋の収穫物、コンニャク芋。両手を広げたくらいの大きさだ。重さは約2kg。 コンニャク芋 コンニャクの苗を頂いて3年ほど栽培したものだ。栽培したといっても手間はかけず、植えておいたものが大きくなったので掘り上げてみたら想像していたよりもよく育っ…

8月の畑作業

8月に入って30度越えの暑さが厳しい夏真っ盛り! 今年、新しく借りた畑の用途をまだ決めていないままにしていたらオヒシバと思われるイネ科の草が繁茂した。写真の背丈は1mほど。 圃場の様子 畑地は放っておくと、はじめ茎が細い草が生えてきて徐々に樹木…

7月作業の中で

酷暑。5月に入ると30度近い夏日があって植物の生長具合にハラハラ、6月は長雨で作業日程がずれずれ、梅雨明けの7月半ばには草丈がのびのびと。やらなければならない作業が山積みになる季節はこちらの観察眼が追いつかないほどになる。炎天下に元気に繁茂…

ビスカリア種まきから開花まで

タネから花や野菜の苗を育てることを始めて10年以上になる。 本を見ながら見よう見まねで初心者向けのミニトマトに挑戦。 当時は川砂を用いて住友化学の液肥を与える栽培方法だった。葉っぱばかり元気に育ち期待した実はあまり付かなかったことを記憶してい…

ミツバチのこと

初夏、日中の気温がぐんぐん上がる頃になると、畑のあちらこちらでハチやチョウチョたちが飛び回るようになる。昆虫の活動が盛んになる時期は私の園芸仕事もあれやこれやと忙しい。 クマバチ 冬の間は畑の様子が殺風景に見えていて草木が生い茂る季節が本当…

イチゴの収穫

待ちに待ったイチゴの季節到来! 一昨年、三株から始まったイチゴの苗をザッと百株に増やして栽培にチャレンジしてみた。 畑へ植え付けた後の2月の様子。 畑のイチゴ苗 2月 根っこが定着したら白いマルチングを掛けて、イチゴ畑らしい様になった。 4月の様…

キクイモを食す

キクイモは夏の酷暑に負けることなくよく育ち、食せる植物。 2020年、キクイモの花 食する部位は土の中で肥大した塊茎。 2020年、キクイモ塊茎 植えた時は小さな袋2袋(200g)ほどの塊茎だったものが1年でずいぶんたくさんの塊茎となって豊作だった。土を…

チューリップ開花

春!心待ちにしていたチューリップが花開いた。 新潟県産チューリップ 園芸界ではチューリップは定番の花。原種から品種改良が進んだものまで様々ある。 いつもは富山県産の球根をお取り寄せしていたがある雑誌情報で富山県だけでなく新潟県でも栽培が盛んと…

3月は芽出しの季節

3月になると一日の気温の変化が大きくなる。 明け方と夕方は気温がグッと寒くなり、日中は額と背中が汗ばむ程になる。 庭ではヘレボルスの花が見頃だ。 ヘレボルス 秋に植えた球根の芽吹きも始まって楽しみな季節になってきた。 ネモフィラと球根の芽出し …

ヒヤシンス開花までの過程

暖かい部屋の中で楽しめるものとして毎年、ヒヤシンスの球根を水耕栽培で育てているが今回はすでに花芽が出ている球根を園芸店で買い求めてみた。 花芽がすでにある球根であれば、生育途中の青かびの心配もあまりしないでいられるし開花までの期間が短いので…

畑仕事で思うこと

ランナーから育てたイチゴがすくすく育っている。昨年から苗を増やして特に問題もなく今まで育てることができたので育てやすい部類に入るのだろう。 イチゴは寒さに強いので露地の畑に植えたものでも力強く根を張っているので頼もしく感じられる。 とりあえ…

植物は飾り場所を選ばず

先日、春一番が吹いて昼間の気温は15度くらいの日が続く。 動いていると汗ばんで薄着になるが夕暮れになるとだんだん身体が冷えてくる。このところ雨が少なくて乾いた晴れの日が続いているから畑作業がはかどる。 植物にとって春から秋にかけては繁殖の時期…

花を楽しむ日々

サクラソウ 屋外では毎日朝晩の寒さが厳しいが、風のない日中の陽だまりは冷たい空気が心地良い。 時が止まっているように見える畑の様子は寂しいが、サクラソウは早くも花を咲かせている。 昨年は11月頃の気温が高かったせいか、その年の春に咲いたサクラ…

畑の訪問者

畑の訪問者 畑で作業しているとさまざまな動物たちの訪問を受ける。 どこからやってくるのか風もなく暖かな日には特に多いように感じる。 そばに寄ってもこの猫は動じることもなく太々しい寝ぼけ眼をこちらに向けていた。 昨年までは毛並みの違う子がよく来…

春を待ちわびて

スイートピー 年末にかけて飾っていた花が萎れてきたので新しい花を求めていつも気持ちの良い接客をしている花屋さんへ出かけてみた。 途中、すれ違った女性の手元には一輪の花。大切そうに持っている。 小さなお店の店内では春の花がたくさんあって目移りす…

新年を迎えて

手作りのお正月飾り 今年のお正月はいつになく自粛ムード。 なんとなく、こじんまりとした新年。こんな時でもお飾りは欠かせない。 圃場の様子 ガーデンシクラメンの葉はしおれ、色は茶色に変色してしまった。 毎年のことだが、冬季の圃場は気温が0度を下回…