Perivia one style

園芸しごとから得られたあれこれ

8月の畑作業

8月に入って30度越えの暑さが厳しい夏真っ盛り!

今年、新しく借りた畑の用途をまだ決めていないままにしていたらオヒシバと思われるイネ科の草が繁茂した。写真の背丈は1mほど。

 

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圃場の様子

畑地は放っておくと、はじめ茎が細い草が生えてきて徐々に樹木の硬い枝のような草が生えてくる。そして笹、竹など根っこが頑丈で取り除きにくい植生に変わり私たちが再度、畑地として利用する事が難しくなってくる。

草の種が落ちる前の8月中に全ての草を刈ってしまうのを目標にして少しずつ手を入れていく。

熱中症に気をつけて、作業する時間帯は少し涼しく感じるお日様が上りきる前の時間帯または日の落ちる時間帯を見計らって草刈りをする。

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草刈り終了

 草刈り終了!とホッとしたものの、8月始めに草刈りした手前の箇所には既に新しい草が生えてきている・・・。まあ、まあ、まあ・・・。

向こうに見える背の高い草地は別の方の所有する土地。

 夏は草刈りが主な作業になる。滅入ることがないように毎日少しずつでも進めていけばいいと軽く構えている。夏場の草はあっという間に茂るので嫌がられることも多いけど、草があることで土の渇きが抑えられるという利点がある。草を刈った後の緑色の平面は気持ちがいい。

降雨が少なく、暑さが厳しい時期は雑草を刈ってそのまま放置しておくだけで良い天然マルチ材ができる。秋から春に向けて苗を育てる間の保護材として使える。

  

は花の種から育てて、それが開花する様子が好きなので主に花卉栽培に集中してきた。

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トルコキキョウ

初めて育てることのできた花の開花は喜びも大きく、園芸仲間との会話も弾む。

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アスター

野菜と花卉は生育期間が違う。夏野菜は葉っぱや根を食べる目的なので2〜3ヶ月間の世話で収穫できる。一方の花卉は開花を目的とするので期間が野菜の倍掛かると思っていい。中には1年以上掛かるものもある。

生育期間中、野菜は肥料や養分が花卉に比べて倍以上必要だという事に気づいた。短い期間に葉っぱの様子をよく観察する必要がある。植物が今、何を欲しているのかまたは何が過剰なのか見極めが大事だということも気付かされた。

植物の世話は人の生活を潤すものだと思っている。野菜でも、花卉でもその人の生活を潤すための植物は何が良いか選ぶ人それぞれ違うと思う。

私が思う「植物を選ぶ基準」は、その植物の目的とする「生育期間」を目安に自身の生活スタイルに合わせた無理のない「育てられる植物」を選んでもいいのかな。

どうしても育ててみたい植物があればトライしてみていい。失敗する可能性が大きいと思えばあれこれ手を出さずに集中して世話をする工夫をしてみる。

 上手く栽培できた時の喜びはひとしおだ。